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S.H.E meets Movies and Music Vol.22

 

自分が善いことをした時に、相手にとってそれが嬉しいことなのか当たり前なのか余計なお世話なのか。
こういう考えがあると、したいことはあってもしないことが善行だという人もいますよね。
色んな見方があり、相手にとって何であろうが自分が善行をしたという気持ちよさを味わってから相手の事は後で考えるという人もいます。

はい!暑くなってきました!夏生まれのS.H.EギターSEIJIです!

なんと今月17日誕生日です。
その周辺を遊びまくろうと考えています(´ω`)

最近は方々に活動を伸ばしているのでゆっくり映画も観れないでいましたがそれにしたって映画好きなので元々観たことがあったり知識はあるので今日もどれにしようか迷いながら何作か観直してました。
そして!
運命的な思想というか思考があったので決めました。
このコラムの冒頭で言いましたが人の「善行」と「罪」についての話は深いですよね。
この間のライブで後輩のバンドがMCで本当にちょうどこれに近い話をしてたんです。
「善悪」とまではっきりいかないが為に、この話には何通りにも答えがあり、ただ結果はわからないまま人の数だけの答えが溢れてると思います。
そんな考えをさせられるなぁって何度となく思う映画を紹介します。

 

マシンガン・プリーチャー

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アフリカの紛争地で内戦に巻き込まれた子どもたちの救出に奔走する実在のアメリカ人活動家、サム・チルダースの半生を描いた実話の人間ドラマ。

監督は『チョコレート』『ネバーランド』のマーク・フォースター。
武装ゲリラに誘拐された子どもたちを救い続ける元麻薬売人の主人公を『300 <スリーハンドレッド>』のジェラルド・バトラーが熱演。
そのほか『M:i:III』のミシェル・モナハン、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のマイケル・シャノンら実力派が共演する。

□ストーリー□

酒と麻薬におぼれ、犯罪を繰り返してきたサム・チルダース(ジェラルド・バトラー)は、自分が起こしたある事件に対して自責の念に駆られ、信仰と家族のために生きることを誓う。
数年後、教会で牧師からウガンダの話を聞いて興味を持ったサムは、現地へボランティアに向かうことにする。
そこで彼が見たのは、武装ゲリラ「神の抵抗軍」にの恐怖にさらされる子どもたちだった。

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まず、映画のすすめとして、戦争の話を出すのは中々勇気がいりました。
尚且つこの映画の一番最初のシーンが結構みぞおちにグッとくるものがあるので、かなり好き嫌いが別れると思います。
アクション映画の欄にありましたが社会派映画?として観る方が納得がいきます。
ただ、今回このコラムに挙げるに至ったのは、この話が「今も続いている実話」というところです。

実話の戦争の映画や日本の歴史の映画は数あれど、今も続いてる話は中々作品として「タブー」とされるものが多くなるはずです。
昔の話でさえ「タブー」は多いと思います。
タブーといえど、禁止項目とされてるよりかは作る人たちが自重してるものもあるでしょうし例えば宗教の話が入ってその中に偏りがあると叩かれると思います。

こういう作品ではだいたい「英雄」を示してその「英雄」を語りながらその中で「戦争の恐さ」「戦地の不憫さ」などの真実をない交ぜで伝えていくような方面にしていくイメージがありますが、この作品は真実が先行しているイメージです。
正直、実話であろうが脚色は出来るはずなのにそれをしてない稀有な作品じゃないかなと思います。

この「マシンガン・プリーチャー」は戦争、宗教、犯罪、格差社会、差別、家族と、でかい題材をぎゅっと収納させた内容になってます。
恐らくですが、カメラはめちゃめちゃ回した筈ですが観る人に伝えたいことを伝えるために泣く泣く編集で切ってあるのだと愚考しました。
実話なので「繋ぎがおかしい」とまでならなかったです。

1つの事柄には何面もの顔を持つと感じる事は多いです。

成長することによってどこか鈍感になってしまう部分。
優しさは見方によっては傲慢さに。
誇りは自己の意地に。
友情は相手への甘えに。

そして難しいのが
何らかの物事でこちらを正義とした場合、相手は本当に悪なのか。

僕は冒頭の「善行」にしても、こういうことにしても割と曖昧でいるのが良いと考える方で、なるべく柔軟にはいたいというのが一番です。

そして時に決めるのは自分で、結果は他人がもたらすのかなと。
結果が無いことの方が多いので結果は待つものでも求めるものでもない。とか考えていました。

この映画「マシンガン・プリーチャー」はこういう何面もの顔の中で「行動する」という根本の部分を刺激してくれました。
成長も優しさも誇りも友情も正義も受け身では先程言った「決める」が後手になるってことですね。
曖昧で良くても、行動をしないと考えを持っていても意味がないですからね。
何もなくなった後に「俺、実はこんな考えもあったし、こうなること予測できてたんだ」って言われた所でって話ですよね…(笑)

今回は僕がこんな風に考えを刺激された映画の「紹介」という感じにさせてもらいます(笑)
「オススメ」というにはちょっとだけ怖い描写やグロテスクなシーンがあるので注意してください。
映画の「ソウ [ SAW ]」が見れるなら全然大丈夫と思います。
あと心踊るアクションの山場も、どんでん返しも無いことだけ先に言っておきます。(笑)

ここから音楽の話。

この作品の音楽を紹介しながらも、是非聴いてほしい知ってほしい音楽があり、映画紹介といつもの音楽紹介をきっぱり分けてみました。

この映画の作中曲はある程度色んなアーティストが作った曲を挿入したり伝統的な曲がカバーされたりという感じでした。
やはり宗教や神を題材にする部分があるので伝統的で有名なアメイジンググレイス等の曲が使われたりしてます。

この映画とは関係がなくなるのですがこの映画の題材にもある「アフリカ、スーダンの救済」
これのための音楽の活動は色んな形で行われてます。
そういう活動にも参加していて、メッセージ性の強い曲、特に社会に対しての音楽は好き嫌いがわかれて、しかも共感を得るにも時間がかかり、そしてやり方を間違えれば命の危険もあるのにブレない。
そんな世界的に有名なアーティストを紹介します。

 

Antibalas

 

Discのオススメは「who is This America ?」

個人の意見ですがアフロビートという音楽性と精神性を調べてから聴くとまた違った感覚で聴けると思います。
「何となくノリやすい」とか、「これ系の音楽は俺好きな方だ」とかそういう感覚でも良いけど、知ればもっと深いものを感じれます。
それにこれは音楽携わる人たちがもっと伝えたり受け継いだりしていくものであれば良いなと思います。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございます!
夏は外に出て発散するも良し、涼しい部屋で映画尽くしも良し何やっても思い出ができる最高の季節です(笑)楽しくやりましょう!

ではまた〜

 

■ S.H.E member
○今回の質問
この夏のおすすめの飲み物は?
・ Vo&Gt.Yucci A.三ツ矢サイダー
・Gt.Ryosuke A.レモンサワー
・Gt.Seiji  A.氷の入ったグラスに白ワインをぶち込んでその上にパイナップルをぶち込む
・Ba.Kazuumi A.ドクターペッパー
・Dr.Kazuki  A.ビール

■ Official website 
https://www.she-web.net

■ばくれつちゃんLINEスタンプ発売開始
Ver.1
https://line.me/S/sticker/3249366
Ver.2
https://line.me/S/sticker/3269973
Ver.3
https://line.me/S/sticker/3734412

■Twitter @strugglehead

■CD情報
5th Album【BUBBLES(バブルス)】9曲収録 ¥2000(税別) 型番:THPM-002 製造元:TastingHeadzProduction/brittford 販売元:Ultra-Vybe, inc.

 

リードトラック「hiria(ヒリア)」MV公開中!

 

4th album[ScHrodingEr](シュレディンガー)より「daub」MV公開!

 

4th album[ScHrodingEr](シュレディンガー)より「Dear my sun.」MV公開!

 

■LIVE INFO
2018.7.22 越谷EASYGOINGS
2018.8.1 立川BABEL
2018.8.4 お茶の水Zippal Hall
2018.8.28 立川BABEL
2018.9.7 新宿Live Freak

 

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