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S.H.E meets Movies and Music Vol.14

どーも!S.H.Eギターのseijiです!
こんなに急に寒くなる?ってくらい季節が巡りましたね。
個人的に今年の夏前くらいから新しいことを始める気持ちが芽生え、それに突き進んで環境を変えまくったので
今年一年は生きてきた中で一番早かった一年でした。
体重の増減も結構ありました(笑)

早く感じてしまうが故に昔は気にしなかった朝とか夕暮れの一つで一喜一憂してしまう日も増えました。
夕方にゆっくり散歩って数えるほどしかしてないなぁ…とか。
秋冬ってなんかそんな事をふと思う季節だなぁ…とか。

そんな中、昔観た映画をふと思い出してこの作品をオススメしたいなぁと思い立ったので良かったら↓長いですが読んでくださいな。

 

オススメする映画は
「CASSHERN」(キャシャーン)です。

「CASSHERN」(キャシャーン)は、2004年公開の日本映画。1973年から1974年にフジテレビ系列で放送された、タツノコプロによるテレビアニメ『新造人間キャシャーン』を原作とする実写映画。

内容
■主要キャラクターの名前や家族構成、一部の象徴的デザインを原作から継承しているが、多岐にわたる設定変更と共に、ほぼ総ての登場人物が凄惨な死を遂げる神話めいた悲劇に翻案されている。
監督曰く「見た後に、その人が何かを考える作品」。
殺陣・アクションシーンではより多くのカットに分断し劇画的な構図変化を強調するなどの演出特徴がある。照明・色彩・質感は全編にわたり加工されている。

 

はい。
本当に原作を思って観たら別物だと思います。私も特に予習はせずに見ましたが、噂に聞いてたのと違うことと、世界観が凄く独特で引き込まれていきました。
多分、私はこの映画が「海外の漫画→ハリウッド実写映画」の様なものと同じ方程式になるようなものを想定していて
簡単に説明するとアクション多めで主人公が力を生かして敵を痛快にバッタバッタ倒していくんだと思ってたんです。

キャシャーンは日本のアニメだからこそかもしれませんし、監督の考えがそういうものにこだわらないってことだったのかもしれませんが
この映画はヒューマンドラマというか「深く捉える。色々な見方をする。」という考えさせられるジャンルのものでした。

 

あらすじ

現実とは異なる歴史を歩んだ世界。超大国大亜細亜連邦共和国はヨーロッパ連合との50年もの長き渡る戦争に勝利した。
だが国土は深刻な環境破壊と汚染で公害病が蔓延し、社会は人種階級差別を是とする政策を生み、そしてそれに反発する内紛が各地で発生していた。

遺伝子工学の第一人者である「東博士」は、再生医療を可能とする新理論『新造細胞』を発表。
陸軍の上層部が興味を示し、貿易商社『日興ハイラル』の社員である「内藤」を通じ東博士に支援を申し出る。

東博士の一人息子「鉄也」は研究のみに没頭し、家庭を顧みない父への反発から従軍を決意する。

1年後、出兵した鉄也はテロリストとの激戦区に派兵されていた。
ある日、上官に強要されるまま無抵抗の女性住民を撃ち殺してしまい、これにより鉄也は心に深い傷を負うこととなる。
その後も鉄也の部隊は進撃を続け、心身ともに疲れ果てていた鉄也は、自分等の攻撃によって亡くなっていた母が抱きしめていた乳飲み子を助けようと抱き上げた際、母が持っていた手榴弾のピンを乳飲み子が握っていたため、手榴弾が起爆し命を落とす。

その頃、大亜細亜連邦の指揮官たちは戦争よりも、脳死し、新しい肉体を望む政治家たちが東博士の研究の完成を急かす会議をしていた。
将軍の息子・ミキオはそんな老人たちに業を煮やし父の側近を日本刀で斬り殺す。
ミキオは「この時より、大亜細亜連邦は私の指揮官に置く」と宣言。

鉄也が国葬されるため、その遺体が陸軍本部に届く頃だった。
突如として天から落ちてきた異形の稲妻が新造細胞の研究施設に突き立ち、異変が起こり始める。新造細胞培養槽の生体部品群がひとりでに結合を始め、無数の人の姿となって蘇り始めた。
その後、攻撃されるも奇跡的に逃げ延びた蘇生体のリーダー「ブライキング・ボス」は同時に蘇った「サグレー」「バラシン」「アクボーン」と共に放浪し、末に嘗てのヨーロッパ連合軍の要塞と大量のロボット兵器群を発見する。
彼等は多くの仲間達の命を理不尽に奪った人間に復讐を誓い、自らを「新造人間」と名乗る。
一方、東博士は何かを確かめるように鉄也の遺体を培養槽に浸す。すると鉄也は生き返った。その肉体は筋肉が増殖を続け、いつか自己分裂してしまうという危険な状態にあった。
そこで博士は鉄也に戦闘用ボディスーツを着装させ、メディカルカプセルに入れてこれを回避させる。

新造細胞完成のため国民を襲撃する大亜細亜連邦国、勃発するクーデター、強力な軍備を得て全人類に宣戦布告をした新造人間、そして死から蘇り超人的身体能力を宿した鉄也。運命は数奇にもつれていく。

あらすじ長いですが色んな大事な部分があって、序盤だけでも少し説明を省くと辻褄が合わなくなるくらい作り込まれた作品なんです。
もちろんアニメの何話分かをそのまま実写にしたものではないということですね。

戦争の問題や、色々なことをコンピューターに頼る事による問題提議、精神的な傷、敵側というか相手側の正義、誇りなど。
このコラムではもうバレている事かもしれませんが私は映画では「作り込まれた問題提議、皮肉」がとても好きなんです(笑)
なので、このキャシャーンは大好物でした!

忘れずに音楽についても触れておきます。

まずテーマソング

宇多田ヒカル「誰かの願いが叶うころ」
ちなみにこの映画の監督が宇多田ヒカルの当時の旦那さんだった人なのでこの主題歌でかなり話題になりましたね。

元々は予算6000万円ほどのインディーズ規模だったらしいですが、紀里谷監督と宇多田ヒカル結婚後に一気に名が知れ渡り、スポンサー数が増え、制作費が6億円まで増えたという。
放送では、本編のラスト数分にエンディングテーマが被っており、登場人物の台詞が聴き取れなくなっているところで、
これがハリウッド関係者の目に止まり、紀里谷はハリウッドのエージェンシーと契約を果たした。とのことです。

ただこの主題歌ついては逆の意見もあり、この映画が「宇多田ヒカルの新曲のプロモーション映像だ」などと辛辣なコメントもありました。

否定的な評価も多かったらしいですが、製作費6億円に対して興行収入は約15億3000万円を記録し、成功をおさめています。
監督の紀里谷自身も、2009年の『SPA!』5/5・12合併号のインタビューで「出資者に出資額を130%にして返したんです。
なのに世の中的には『コケた』ってことに。」と語っており、興行的な成功にも関わらず世間の評価が低いことに肩を落としているという話もあります(笑)

ちょっと話はそれちゃいましたが

挿入歌は
椎名林檎「茎(ステム)」
MONDO GROSSO「LIKE NO ONE'S LOOKING」
HYDE「MASQUERADE」
TOWA TEI「ORIGINAL HUMAN」
ACIDMAN「水写」
SS:ST(Shiro SAGISU & Satoshi TOMIIE)「Pluriel」
鬼束ちひろ「BORDERLINE」
THE BACK HORN「レクイエム」
GLAY「無限のd?j? vuから〜Peaceful Session〜」

豪華すぎる!!!物凄く幅広い!!
しかも音楽監督は鷺巣詩郎(さぎすしろう)さん!
いーーっぱい関わったものありますが個人的には一番えぐられるのがエヴァンゲリオンの音楽やってた人ってところ!すごい!!
あと笑っていいともの音楽も鷺巣さんです。

単純にもしも、映画キャシャーンを見てる最中に「この音楽作ってる人笑っていいともの音楽作った人なんだよな」って考えながら観たら中々面白いと思います(笑)
最初は普通に観てほしいですが(笑)

喜怒哀楽って上手い言葉で、人間に備わる素晴らしい情緒ですよね。
全部を備え持つから色んな曲が作れると思いました。

多分「やろうと思えば出来る」ってことをしないでいるより色んな事を試せる人や実行できる人たちがこういう大きいものに関わって尚、色々なものが豊かになっていくのかなと思います。

私もやろうと思えば出来ると思っている「早起き」を明日から実行していこうかなと思います(笑)

長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます!
次もよろしくです(´ω`)

 

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5th Album【BUBBLES(バブルス)】9曲収録 ¥2000(税別) 型番:THPM-002 製造元:TastingHeadzProduction/brittford 販売元:Ultra-Vybe, inc.

 

リードトラック「hiria(ヒリア)」MV公開中!

 

4th album[ScHrodingEr](シュレディンガー)より「daub」MV公開!

 

4th album[ScHrodingEr](シュレディンガー)より「Dear my sun.」MV公開!

 

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2017.11.5 越谷EASYGOINGS
2017.11.12 お茶の水Zippal Hall
2017.12.14 立川BABEL
2017.12.30 越谷EASYGOINGS

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