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Aftertalkのエクストリーム人生 Vol.13

寒い。
冬将軍のレベルがカンストされてる。
夏の化身である私としては属性ダメージを常に食らっている気分です。

こんにちは、永井です。
今回の連載を持って今年も終わりとなります、Aftertalkのエクストリーム人生。

最後の最後に特大のエクストリームをもってきましたよ。

はい、ドンッ。

「Teuffel - Birdfish」

ギターです。
ギターですよ?
こいつが私の新兵器、新しいギターです!

ドイツ産です、科学力が凄いところのやつ。
1984年から始まったドイツのブランドになります。

ヘッドレスタイプのギターなのですが、誰がどう見てもわかるように、かなり特殊です。

それでは説明しよう!

まず、横についている大きな麩菓子みたいなものは、リゾネイターという部品になります。

所謂通常のボディの役割と同じ役目を果たしており、振動を増幅しギターのトーンを作り上げる共鳴体として機能を有している部分です。

ちなみにこんな見た目ですが普通に木材ですよ。

実はこれ、最初からスワンプアッシュとメイプルの2種類のリゾネイターが用意されていて、ユーザーは自由に組み替えることが可能になっております。

ボディを簡単に取り替えるという発想、ヤバイですよね? 明らかに!

更に面白いのは、ネックエンドからブリッジまでを繋いでいるレールです。

通常、ピックアップはマウントできる部分が最初から決まっていますよね?
しかし、このギターはレール上であれば任意の場所にピックアップを固定することができ、弦に対するスラント角、高さまで全て調整することが可能なのです!

また、肝心要のピックアップも最初から2種類同梱されていて、シングルとハム、この組み合わせまでも自由に設定出来ます。

交換の仕方? 簡単です。
コネクターによりワイヤリングされているだけなので、抜き差しして入れ替えるだけなんです。

ただその代わり、ピックアップは自社製のものしか搭載できないという難点もありますが…オンリーワンという意味では相当に尖った仕様ですよね。

はてさて、正直色物しか見えないこのギターですが実際どうなのか?実用的なものなのか、ですが…

こいつ、想像以上に鳴りますし、音もクリアなんですよ。本当に意外。正直見た目一択で買ったので、音は半分諦めてました!

公式HPに載っている所有者を見ても分かるのですが、MetallicaのKirk HammettやLUNA SEA、X JAPANのSUGIZOが愛用していたりと、一流アーティストからも楽器としての質は認められているんですよね。

遥か昔に島村楽器で取り扱いがあった様なのですが、今となっては国内には流通していない一品かつ中々良いお値段な一本なので、チャレンジするには相当勇気がいるギターかと思われます。

私としても昔から気になっていたギターだったのですが、先日、たまたまヤフオクで流れてまして、これを逃したら2度と手に入らないかも…。

と言うことで光の速さにて入札をかけてしまった次第です、いやはやお恥ずかしい。

もし、もしも、気になる方がいれば私かAftertalkのツイッターで声を掛けてくれれば、色々と説明させて頂くのでお気軽にどうぞ!

はいっ。

と言うわけで今年も終わりますね。
歳を重ねるごとに年月の過ぎ去る速度が上がっていく様に感じます。

今年一年こういった形で連載を持てたり、海外のフェスに出れたりと、本当に貴重な経験ばかり積むことが出来ました!

だからこそ、来年は更なる飛翔を!
いつか紙面だけで繋がってくれていた貴方達と直接会えることを楽しみにしています。

今まで読んでくれてた皆様、本当にありがとうございました! また会う日まで!

Aftertalkでした!

 

■プロフィール
2016年1月から本格的に活動を始めた、感情炸裂型4人組ギターロックバンド。2016年4月からはJUNGLE☆LIFE誌にて「Aftertalk のエクストリーム人生」を連載開始。2016年7月には1st EP『Growth』を発売。好評を博し、同年12月には初回生産分が完売。その後は、2016年11月、2017年4月と連続でJUNGLE☆LIFE 誌との共同企画を開催し、2017年8月には台湾で10万人規模の大型夏フェス“NO FEAR FESTIVAL 2017”にも出演を果たした。

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